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蛍光灯の極性について

 
蛍光灯は長いガラス管の中に気体を封印し両側に電極を設け内側に蛍光体を塗布した構造になっています。
電極は予熱ができる様に白熱電球と同様のフィラメントでできていて,各々2極,合計4つの端子がついています。
各々の端子に極性は存在しませんが,インバーターと下図の様に接続されます。次へ
単灯接続
 
インバーターは商用電源の周波数(50〜60Hz)を3桁上の50kHz前後まで持ち上げることが主な機能となります。
スターター方式の灯具と同様にインバーターには電源と蛍光管の間にコイルを挿入する必要があります。
したがって50kHzに周波数変換された電源に(Inv)複数のコイル(L)と蛍光灯を並列に接続することができます。次へ
2灯並列
 
蛍光灯には極性が無いので下図の様に(a)と(b)が入れ替わっても問題ありません。次へ
ab間クロス
 
同様に蛍光灯には極性が無いので下図の様に(c)と(d)が入れ替わっても問題ありません。次へ
cd間クロス
 
さらに下図の様に蛍光灯の左右,つまりH1とH2が入れ替わっても問題ありません。次へ
ab・cd間クロス
 
また(b)(c)間のコンデンサーにも極性が無いので下図の様に(b)と(c)が入れ替わっても問題ありません。
(コネクターや端子間の耐電圧などに問題が生じる場合があります。)次へ
bc間クロス
 
蛍光灯には極性が無いといっても,下図の様に(b)と(d)が入れ替わるとインバーターの出力が蛍光灯の片側(ここではH1)の電極にのみ供給されてしまい,H1とH2間で放電せず点灯しません。
(この例ではH1側が白熱電球と同じ様に赤熱点灯し,やがてH1が溶断します。)次へ
bd間クロスはダメ
 
前出の例と同様に,下図の様に(a)と(c)が入れ替わるとインバーターの出力が蛍光灯の片側(ここではH2)にのみ供給されてしまい,H1とH2間で放電がおきず,点灯しません。
(この例ではH2側が白熱電球と同じ様に赤熱点灯し,やがてH2が溶断します。)次へ
ac間クロスはダメ
 
さらに2つの蛍光灯のあいだで配線がクロスしても放電が起きず,点灯しません。
この例では左右の蛍光灯のH1とH2が白熱電球と同じ様に赤熱点灯し蛍光灯の中央部が発光しません。再読
cd・gh間クロスはダメ
 
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