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EMIサプレッサーの使い方

インバーターは高い電圧をスイッチングしている為に,大きなノイズを発生しております。このノイズはアンテナが無いと外に放出されませんが,電源コードやランプへの出力線をアンテナとし,空中に放出されます。放出されたノイズは妨害電波となりラジオやテレビに雑音を与えます。ラジオの場合は「ザー」とか「ジュルジュル」といった「音」ですが,テレビの場合は画面に「白点」が出たり,動く「縦線」や「斜め線」となって現れます。EMI対策パーツであるフェライトコアはこの様なアンテナとなる電線のインピーダンスを上げ空中への放射電波を抑圧します。最近ではコンピューターやその周辺機器などのデジタル機器(プリンターケーブルやACアダプター)にも使われております。
開いた状態で電線を巻き付け,パチッと閉じれば終わりです。機器にできるだけ近い位置に挿入すると効果があります。 OpenLock.jpg CloseLock.jpg

1ターン
 (左)と
2ターン
 (右)
の例。

巻き数が多い程効果があるというものではなく,得意とする周波数帯が違ったりします。

AC1T.jpg AC2T.jpg
ランプへ行く出力電線は1ターン(通すだけ)となります。

右の写真の様にケーブルバインダーで止めると挿入位置がズレません。

Out1T.jpg Bind.jpg

ノイズ対策のコツは「出さない」「受けない」です。つまりいくら出ない様に工夫しても漏れるものは漏れるので,「受けない」工夫もする必要があります。受けない工夫としては,信号を強くする事と妨害を出す源から離す事になります。テレビアンテナにブースターを入れるとテレビ受像器に来る電波は強くなりますので妨害を受けにくくなります。しかしアンテナのそばに妨害源があればいくらブースターで電波を増幅しても雑音もいっしょに増幅してしまう事になります。さらに妨害電波の進入経路はアンテナだけでなく,テレビ受像器の電源コードやVTRにつながっているRCAプラグから入って来る事もあります。工房製インバーターはスイッチングデバイスにスピード(高速性)とソフトスイッチング(低EMI)の両立する洗練されたデバイスを選択しており,電波妨害が出にくい構造となっておりますが,弱電界地区では僅かに妨害が発生する事があります。この様な場合には当EMIサプレッサーを電源コードとランプ出力線に入れていただく事により改善いたします。さらにテレビの電源コードやVTRの電源,ビデオケーブルなどに挿入すると効果があります。パソコンなどからの妨害がある場合にもケーブル類に当EMIサプレッサーを使うとよいでしょう。
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