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冷陰極管流水殺菌灯システム使用方法

冷陰極管流水殺菌灯システムのセッティング例
冷陰極管殺菌灯はU字構造をしております。U字管は直管に比べ電線長を短く設定でき,冷陰極管の弱点であるリーク電流を抑圧する事ができます。↓
U字構造
ランプ先端にサブフォルダーを取付ます。サブフォルダーは紫外線に侵される事の無いテフロン樹脂製です。↓
サブフォルダー U字管先端に付けます ネジ止め

下記に例陰極管殺菌灯を用いた海水水槽・濾過システムへの代表的な応用例を示します。↓
システムのイメージ

蛍光灯などの放電管を液体中に没する場合には管の表面温度が著しく低下し,発光効率が悪化したり,寿命に影響します。この様な理由から放電管と液体の間だに空気の層を作り,放電管を気中環境と同一になる様にします。
当該システムでは大きめの試験管形状をした保護管を濾過システムの密閉された一部に組み込み,ここに冷陰極管殺菌灯を放り込みます。一般のガラスは紫外線を吸収します。当該保護管は紫外線を吸収しにくい石英管です。ここに光学的素性が不明なガラス管を使用しないでください。尚,先端に取り付けるサブホルダーは保護管と発光管の衝突を防ぐものです。
上記応用例の様に殺菌灯のハウジングはポンプの出力側に接続され正圧となります。完全密閉構造となりますので,保護管とハウジング間の接着は強固で隙間の無い構造としなくてはなりません。
また殺菌灯は紫外線を多量に放出しますので,周辺に置かれた樹脂は短時間で劣化します。ハウジングは紫外線に侵されない樹脂にするか,内側をステンレスなどで遮光する事が必要です。
またハウジングをガラスなどの透明なもので作りますと紫外線が外部に漏れ危険ですので必ず遮光をご検討下さい。

右の写真は,(左)保護管の外観(中)サブホルダーをマウントした冷陰極殺菌灯(右)殺菌灯をホルダーに挿入した様子です。
試験管形状のフォルダー サブフォルダーの付いた冷陰極管 フォルダーの収まった様子

インバーターには標準で電源(AC100V)用のコネクターが付属しております。
 
電源コネクターは
基板側:日圧B2P3-VH
電線側ハウジング(写真右)
   :VAR-2
コンタクト:SVA-41T-P1.1
電線:AWG#28〜#18
電線側ハウジング(写真左)
   :VHR-3N ないし
   :VHR-3M
コンタクト:SVH-21T-P1.1
電線:AWG#22〜#18
ハウジングの構成
インバーターユニット
ケーブルAssyの圧着加工も可能ですので御希望の場合には,お申し出ください。
 
電源キャプタイヤケーブルに,コネクタをアッセンブルする事もできます。 ACコードAssy
インバーターとハウジングAssy

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